技術紹介

1. 高度な分散技術

「分散」とは、「粉体ができるだけ単一粒子となって、流体や他の成分中へ均一または構造を形成しながら分布すること」です。そのプロセスは、原料の特性や求める
粒度分布によって最適化する必要があり、ここに高度な技術が求められます。
創業当時から積み重ねてきた多くの実績とノウハウがあるポリコンだからこそ
確立できた分散技術で、優れた製品を開発・製造しております。

粒子径と存在比率のグラフ

2. ニーズにお応えする配合技術

インキや塗料用添加剤に求められる特性は下記の通り多岐にわたります。

  • ・ブロッキング防止
  • ・スリップ性向上
  • ・耐摩耗性の強化
  • ・艶消し効果
  • ・耐熱性、耐薬品性向上 等

当社はこれらにお応えする製品を開発しています。
ワックスそのものの特性はもちろん、使用可能な溶剤、加熱残分など
お客様のご要望をお聞きし、最適な配合設計を行っております。

ニーズにお応えする配合技術

3. PDCAサイクルによって確立した生産技術

実験室で最高の品質を実現したとしても、同等の品質が安定的に管理され、継続的に量産できなければ意味がありません。
安定した粒度分布の実現に向け、当社ではオリジナル分散機を使用し、PDCAサイクルの徹底により生産技術の向上を図っております。

PDCAサイクルによって確立した生産技術

4. 環境対応技術

トルエン・キシレンなど有機溶剤の一部が使用規制を受けつつある昨今、
アルコール系溶剤分散体のニーズが高まっています。
当社では、IPA分散体など環境負荷の小さい製品を積極的に開発しております。
独立したIPA系製造ラインを構築しており、コンタミ防止対策も万全です。

環境対応技術